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ドライヤーとヘアアイロンでなるべく髪を傷ませない[鉄則]を教えます

NINaのヘアスタイル
  • [2022/2/1更新]本記事はヘアアイロン(コテ、ストレートアイロン)を使う時に、髪が痛みやすい事例と、その対処方について書いております。あまりヘアアイロンでスタイリングを普段されない方、毎日のヘアアイロンで髪が凄く傷んでる。と思われてる方に是非、一読いただきたいです。

✅執筆は、西宮・芦屋エリアで髪質改善とトリートメント、髪をなるべく傷ませないホリスティックカラーをメインのメニューとし、綺麗な髪をつくる美容室「NINa」の押目が執筆。ヘアケアを主にこだわっている美容室として、ノアカラーの考案などの実績があります。


これを知ってやるのと、やらないとでは全然違う!![ヘアアイロンを使う上での注意点]について、今日はお話しさせていただきます♪(女性は最後まで読んだ方がホントおすすめ)

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今日は、みんなが良く使うヘアアイロンで、髪をなるべく傷ませない使い方のお話しをしてくれるんだって♪

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多くの方がヘアアイロンで髪をスタイリングしてるからね! これから書く事は知ってる事もあると思うけど、どれもとても大事だから是非、最後まで読んでほしいな♪

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今の時代、ヘアアイロンは多くの女性が愛用されていて、こちらをご覧いただいている女性にとっても生活必需品といってもいいくらいですよね。

ウエーブを作られるまではいかなくても、毛先ワンカールで内巻きにされたり、髪のうねりを直すのにストレートアイロンを使われたりなど、ご自身のヘアスタイルや好みなどに合わせてご使用されていると思います。

そんな日常や大切な日にも最早欠かせないヘアアイロンですが、使用頻度が大体の方は高いため、使い方によっては[髪へのダメージの蓄積]が大きくなってしまいます。

なので、一回一回のダメージを低減できれば自ずと今より髪は綺麗になるのです。これからできるだけ髪への負担が小さくすむように、[注意点の解説]と[対処法]を書かせていただきますので、是非、最後まで(寝ないでください)お読みくださいませ。

髪のたんぱく質と温度の関係性を知ろう

ボブの女性の写真

まず、たんぱく質は約60℃から、たんぱく変性をおこすと言われてます。

ちょっとここでは含んだ言い方を一先ずしますね

それではおさらいになる方も多いかもですが、たんぱく変性というのをわかりやすく簡単にご説明させていただきますね。

生卵をゆでたり焼いたりしたら、固体に変わっていきますよね?

それを、たんぱく変性と言います♪(本当に簡単w)

そして、髪の多くはたんぱく質でできているので、熱との関係性を知ることは大事になってきます。

髪にある程度の熱が関わるのは[ドライヤー]と[ヘアアイロン]なのですが、特にヘアアイロンの方が高温を扱うので、今回は重点を置かせて書かせていただきますね。

実際には、髪が60℃という(今や夏の最高気温は40℃くらいですもんね)アイロンではあまりないくらいの温度で熱変性するかというと、実際にはあまり感じた事がないですよね、、、

実際には髪は乾いてる状態で130℃濡れている状態で60℃あたりから熱変性はおこりやすくなると言われています

何故、濡れてる髪の方がこれほど温度に差があるのに髪のタンパク質を変性してしまうのかというと、空気より熱の伝導率が高い為なんです。確かに70度の温風より、70度のお湯の方が

『熱っち!!!!』

ってなっちゃいますもんね。

ヘアアイロンが熱で髪をスタイリングできる理由と、実際の髪の温度

何故?ヘアアイロンで髪に形がつくのかご存知でしょうか?

実は、ほんの少しの髪の水分が関係しているみたいです。そのほんの少しの水分が髪から出ていく時に形がつくみたいです。

ではでは

「じゃあ、アイロンいれる前は少し濡れてた方がいいの?」

と思われるかもしれませんが、それだと先程の熱伝導率が沢山の水を通す事で超高温となり、髪のタンパク質を変性させちゃいます。

この髪の水分がでていくとありますが、ご安心ください。

髪にはタンパク質を失うなどがない限り、とても出て行きにくい結合水というのがあります。逆にある程度空気の湿度などで出入りする自由水と、先ほどの乾くと直ぐに髪からいなくなっちゃう吸着水があるので、結合水以外の水分が出て行く時に形がつくと思っていただければ。

水分がゼロだとパキッと折れちゃいます

ちなみに髪の限界の温度は154℃くらいと言われてます。(異様に劣化しやすい温度)ただし髪に残ってる水分量によってこの限界温度は下がっていく為、髪のダメージによってタンパク質を失うほど、結合水と自由水が少なくなる=限界温度は下がるという事になってきます。

ヘアアイロンの温度がそのまま髪の温度になるかというと、実際は外気と同じくらいの髪の温度に熱を奪われる事になる為、約50℃ほど下がった温度が伝わってるみたいですね。

ヘアアイロンを使用した後も、外気の温度によって熱も奪われる為なのか(アイロンの温度ややり方によっては熱いですが)、いくらなんでもアイロンに表示されてる温度には感じないですよね?

そうでないと、低めの140℃だったとしても、とてもじゃないけど髪を触れないですもん。。。

ただし、髪の温度が上がった状態だと、髪に実際に伝わる温度は上がります。アイロンを2回3回と通す場合もあったりすると思うのですが(コントロールできれば大丈夫)明らかに1回通したより、アイロン後の髪は熱いです。。髪自体が先程より温かい為、奪う温度が少ないからですね。

NINaのイメージビジュアル
髪質改善トリートメントとホリスティックカラーで、美髪をつくる西宮の美容室

あと、中々調べれる事でもないので、ザッと読んでいただけたらなのですが、アイロンの温度も、実はメーカーやシリーズが違うと、同じ温度を表示していても、髪に作用する温度は違うのです、、理由はアイロンの温度表示は、メーカーによってアイロンのどの部分の温度が表示されているかが違ってたりするからみたいですね。

メーカーによってプレート部分の表面だったり、温度を発してるプレートの内部の温度が表示されてたりなどです。何本か今まで違うアイロンを使われてたりする方は実感してる方もいらっしゃると思います。

毎日の事だから知って綺麗になる。ドライヤーでの髪の温度(必見!)

ではドライヤーと髪の話しにいきます!

ドライヤーのw数が1200w(ドライヤーによって温度は違うのですが、そこまでは諦めて少しザクっと)をフルに活かした場合(温風の強風ですね)ドライヤーから10cm以上離して90℃以下となり髪の表面は60〜70℃くらいらしいですが、空気に熱をすぐに奪われる為か、あくまでほんの表面だけの温度なのか、実際に髪が影響を受けている感じは殆どの方がしないのではないでしょうか?

ここで解るのは、しっかり濡れている髪より、しっかりタオルドライをした髪の方が余分な吸着水(乾くとなくなる髪の水分)もしっかり取れる為、痛みにくく、しかも早く乾かす事ができ温度の影響をより与えない。という事ですね。

流して何となく読まれてる方がいるのが、瞼を閉じると見えたので、もう一度。

「タオルドライを、めちゃしっかりした方が、しないよりより痛みにくく乾かす事ができる‼️」

って事がみえてきますよね。

これ、、、

「超ーーっっ!!いい事言ってると思います!!」

変なテンションで失礼しました。

ちょっと突っ込んだ髪とヘアアイロンのお話

 

まとめると髪がたんぱく変性をおこしやすいのって、どういう使い方なの?

といいますと、ズバリ『高温で同じ箇所でアイロンを長い時間(累計で)使用した場合』になりやすいです。

と、ここまでが髪のたんぱく質とドライヤーやヘアアイロンとの熱の関係性のお話でしたー!

ここだけは押さえておきたい!ヘアアイロンで髪をいたわるポイント

ヘアメイクしたロングヘアの女性の写真

では、髪質改善やトリートメントなど髪のケアをウリとさせていただいている僕が、実際にアイロンを使う時、特に気にしている事をご紹介させていただきます。

面倒臭い紹介すいませんw

  • アイロンを髪に当てる時間は一回あたりは手を止めてからは2秒まで
  • ダメージ度合いに対してのアイロンの温度は下げていく(担当の美容師さんに応相談)
  • 髪の量は毛量に合わせ、欲張りすぎて多くとりすぎないように
  • 髪が完全に乾いた状態で使用すること
  • アイロンのプレスは、余分な力はないほうがいい
  • アイロンは髪を手ぐしやクシで梳かして使用
  • オイルをつけて乾かした髪に使用

 

こういうポイントとなります。

ここから一つずつ、上記の項目について詳しく書いていきますね!

アイロンの時間と、一度に巻く髪の量はとても重要

僕は毛先ワンカールとかだと、毛先を挟んでいくら置いても、とりあえずは2秒までにしてます。

ワンカールだと実際は1秒以内くらいが多いです

それは毛先は根本や中間に比べて、確実に量が少なく、また毛量をカットで減らされてる割合いによってより熱が伝わりやすい厚みとなる為ですね!

以上の理由で、アイロンを髪にあてる時間と1度に巻く髪の毛量は深く関係しています。

)毛先ワンカール

例えばとった髪の量によって毛束の毛先厚みが6mmと2mmの2パターンがあるとします!

例としての厚みの単位なので、、実際にどれくらいの厚みかはわからないです。

6mmの毛束の厚さの場合

毛先の厚みが6mmの毛束の写真

6mmの髪の厚みを、毛先から1回転巻いたとしますね。

コテのプレート部分(熱いところ)から1番近い箇所と、1番外側にくる髪とでは熱が行き渡るまでの時間が変わってきます。

毛束の外側は温度が伝わる時間が遅く、外側にまでカールがつくくらいの温度になるまで5秒かかるとします。

あくまで、この時間の長さも例えですよ!!(クレーム嫌い)

そうすると内側は1、2秒で形がついてるのに(アイロンの熱いところに直に当たってる為)毛束の外側に、ワンカールの形がつくぐらいの温度が伝わるまで余分に3、4秒熱が加わってる感じになります。

一番内側の髪には、とっくにカールはついているのに、余分に熱が当たり続けて、その時間中は更に髪の温度は上がっていっているので、髪の負担は大きくなっていってるんですよね。。

2mmの毛束の厚さの場合

毛先の暑さが2mmの髪の写真

では、アイロンを当てる髪の厚さが2mmの方はどうかというと、毛束の外側まで熱が伝わるのも早く、2秒で形がついたとします。

そうすると内側の髪の負担(余分な熱の時間と、必要以上に上がった温度)が先程の5mmの厚さの例より少ないですよね?

なので、大体2秒で終わるくらいの薄すぎず厚すぎずの分量を僕は意識しています。

余分な熱が当たっている部分が少ない為、髪の負担がすくないという事ですね

アイロンの温度もかなり大事

髪質改善美容室NINaのヘアメイク写真

先ほどの髪の厚みと、熱の伝導率による、内側と外側の温度差のお話と、時間により髪自体の熱はどんどん上がっていくというお話に関係してくるのですが、温度もかなり重要です。

では、どういった温度が髪に負担が少ないのかというと。

温度がそもそも髪の内側に60度の熱まで通らないホットカーラーなどや、さっと短時間でアイロンを終えれる温度だと思います。

とはいえ、ホットカーラーを使われる方は少ないので、アイロンの話しでいきますね!

ここは正直、お客様のアイロンの仕方をお伺いし、そのスタイリングでの髪の状態を見て触ってきたという、ベタベタに長年の経験から感じた答えなのですが、書かせていただきますね。

適した資料が見つからなかったので、理論というより僕の経験からの考えではあります

180度で2秒以内で形をさっとつけるのと、140度などでじっくり6、7秒おいて形をつけるのだと、180度で2秒の方が髪の深い内側までは熱が通ってなく、負担になりにくいと感じています。

ただし、180℃以下で2秒以内に形がつくなら絶対にその方がいいです!!

お肉なども強火だと内側は焼けずにレアだったりすると思うのですが、逆に内側までじっくりだと温度を下げて、蒸し焼きなどをされる場合があると思うのですが、その感覚で感じています。

なので、髪も内側のたんぱく質までなるべく熱を行き渡らせずに、キューティクルに近い外側のみのイメージで熱は抑えた方がダメージは少ないと考えています。

髪が乾ききってない時にアイロンを使う

ここは抑えられてる方が多いと思いますし、理由はもう書いてしまいましたね。。

省きますw

アイロンのプレスについて

西野にある髪質改善美容室NINaの、ヘアアイロンを使ったスタイリングの写真

ヘアアイロンの種類によって、最初からこの強さも変わってくるのですが、挟む力(バネ)が強いと温度が高いアイロン設定では、髪の形状を壊しやすいと僕は考えています。

実際にはコテの方もそこまで強いバネは無さそうなので、コテはあまり心配がいらなさそうですが、、

なので、主にストレートアイロンでの使用に対しての注意点となるのですが、髪に対する熱にプラスして物理的な強い力が加わると傷みやすいですよ〜!という感じです。

あと、普段からコテに慣れてる方はもうしない例だと思いますが、外巻きにしたいのに内巻きにするコテの向きで挟んで、それに気付かず外はねにしてしまい、髪が折れた感じにしてしまった事とか、コテを使われだして間もない頃にしてしまった事はありませんか?

縦巻きだと、リバースに巻きたい(あんまり今はリバースとも言わない?)時にフォワードに巻くようにコテを挟んだのに、リバースに巻いてしまったりなどすると、、、

いわゆる髪が折れるになります。

毛先をワンカールに巻いた写真
これが通常です✨
これが、折れてるダメな例です🙅‍♂️

何が悪いか、パッとみてわかりにくいので、もっと解りやすくいきますね!

髪を巻く時にやったらダメな例の写真
1.外巻きのコテの挟み方をしてるのに、内巻きに巻きはじめてます
髪を巻く時に凄く傷む例の写真
2.巻き進めていくと、挟んでる箇所が丸くならずに、紙を折ったみたいに折れ線がついていきます
コテ巻きでやったらダメな巻き方のフローの最後の写真
3.完全に折れました💦人形の髪とはいえ二度と使えなくなるので、熱はいれてません。。

これはかなり悲惨です。ハンパなく痛みます。。

ちょっと極端な例えでしたが、熱+物理的な力が強いと、髪に与えるダメージの強さが極端に高く、とても痛むという例ですね。

コテを使用して、挟む力が変わる事は中々ないですが、ストレートアイロンはガッツリと自分の手で自力で挟む為、大きく髪に関係してしまいます。

ストレートアイロンをよく使われる方はご注意下さいませ。

では普段のストレートアイロンで、どれくらいで挟んだらいいのかというと「軽く髪を挟む」です。

NINaでの施術でも、ストレートアイロンは使用しますが、ブラシでギュッと髪を張ってますが、アイロンには力を入れてませんよ。

✅ストレートアイロンって、どうしても癖を伸ばしたい方が主に使用されるので、しっかり癖を伸ばそうと力が入りがちですが、これを繰り返すとわかりやすく痛みます。

髪の毛流れを整えてから巻きましょう

こちらは、先程の髪が折れるに近い内容になるのですが、髪をといてから巻かないと、巻く髪の箇所(一番に毛先)をよく見ると色んな方向に向いてるんですよね。

まず毛流れを揃えないと、毛先の方とかで変な方向に向いてる髪が、折れちゃったりしますし、そもそもカールがそろいきらずにバサバサした[イマイチなカール]仕上がりになってしまうんですよね。

ちょっとわかりやすいように、大げさに太い毛束でお見せすると、こんな感じです

という理由もあり、絶対にコテで巻く前もストレートアイロンを通す前も、必ず髪をといて、巻く直前には手ぐしでもう一度といてから使用しましょう!!

出来る限り、コテやストレートアイロンを使用される上での、[髪のダメージ]につながりやすい重要だと思うポイントについて、ご説明と解説をさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?

何か改善できるポイントが見つかり、少しでもダメージを抑えれることに繋がれば、積み重ねで大きな差になると思っています。

という訳で、今回はヘアアイロンについてでした♪

思ったより、かなり長文になってしまいましたw

何か「こういうのが知りたい」とかありましたら、LINE(トップページの予約・問い合わせの項目からいけます)で是非、リクエストくださいませ♪

では!!

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