- [2021/9/20更新]本記事は髪と食事は本当に関係あるのか?という疑問について書いております。簡単に日常生活に組み込みやすい方法なども考えて書きますので是非、一読いただきたいです。
✅執筆は、西宮・芦屋エリアで髪質改善とトリートメント、髪をなるべく傷ませないホリスティックカラーをメインのメニューとし、綺麗な髪をつくる美容室「NINa」の押目が執筆。ヘアケアを主にこだわっている美容室として、ノアカラーの考案などの実績があります。
はじめに
まず、今の髪と食事は本当に関係があるのでしょうか?
多分、一度は髪をもっと綺麗にされたいと考えられた皆様(この記事を見つけられるだけで意識が高めだと思います)が考えられた事のあるテーマについて自分自身も今一度、一緒に考えたいと思います。
実際に改めて考えたのですが、直ぐに答えが出てしまいました
食事は髪に関係あります(ドドンっ!!)
でも、関係のある[項目]とないものもあると思います。今回はそこも合わせてお伝えしますね!
では、髪に対して食事が関係すると何故考えられるかって事にはいっていきますね
髪に必要な栄養素をチェックしてみましょう
何故、食事が関係あるかというと髪の成分は、、、
食事などの接種からしか取り入れる事ができない
からです。正確にいうとサプリメントや飲み物や点滴などでも接種できると思います。
では髪は何でできているか?といいますと一番多いのが80~90%をしめるケラチンタンパクです。
他には10~15%を占める水分、3%を占めるメラニン、1~6%を占める脂質と微量元素(ケイ素、リン、マグネシウム)
で髪は構成されています。
ここで気になるのが80%を占めるケラチンタンパクなのですが、ケラチンタンパクというのは18種類のアミノ酸が結合してできたタンパク質であり、実際にはそれぞれの接種が必要となります。
ざっとですが18種類のアミノ酸の名称とケラチンタンパクに含まれる割合。主な食材と注意点などもわかりやすく書いてみますね。
- シスチン(15%)魚介類や玄米、豆類など。体内で産生されるため不足にはなりにくい
- グルタミン酸 (14%) 昆布、魚介類、白菜やトマト、緑茶など。旨味成分でもあり調味料にも含まれる。
- ロイシン (10%) 大豆や肉、小麦など。接種しやすいが取りすぎは免疫力の低下も。
- アルギニン酸 (9%) アスパラガスや落花生、のり、きゅうりなど。接種不足になりやすい。
- セリン (8%) 牛乳や大豆、鰹節、海苔など。頭皮の生まれ変わりを促進する効果も。
- アスパラギン酸 (7%) アスパラガス、豆腐、牛肉など。加齢とともに合成量が減少するため意識が必要です。
- スレオニン酸 (6%) 鶏肉や卵、ゼラチンなどの動物性たんぱく質に含まれる。ベジタリアンの方は不足しがち。
- プロリン (5%) 豚肉やゼリー、マシュマロなど。コラーゲンの構成や修復にも関わる。
- グリシン (5%) 牛肉や豚肉、鶏肉や魚介類。接種不足になりにくい
- チロシン (5%) チーズや牛乳などの乳製品や納豆、豆腐、アーモンドなど豆類。
- バリン (4%) レバーや牛肉、乳製品など。
- アラニン (3%) 鶏肉、レバー、あさりやしじみなど。
- フェニールアラニン (3%) 肉類、魚介類、大豆製品、乳製品など。
- リジン (2%) 肉類、魚介類、乳製品、豆類。
- メチオニン (1%) 肉類、魚介類、大豆製品、乳製品など。
- トリプトファン (1%) 豆腐、味噌などの大豆製品、乳製品、米などの穀類。
- ヒスチジン (1%) 大豆製品、青魚、鶏胸肉や豚赤身肉などの肉類。
- ヒドロキシプリン (1%) 牛肉などの動物性食品、コラーゲン含有率の高い食品。
といった感じになります。とりあえず
大豆製品をあまり食べない方は特に注意が必要かもですね!
注目したいのが不足しやすいアルギニン酸と加齢とともに1日あたりの摂取量を気にしないといけないアスパラギン酸ですね。ここは意識しないとケラチンタンパクを生成する上で不足しやすいので注意が必要かもです。ベジタリアンの方やヴィーガンの方はサプリメントでより補われることを意識されてもいいかもしれませんね。あとダイエット中の女性とアルコールを多く接種される方(お酒でカロリーがあるため食事の量は少なくなりがち)も普段の食事で不足しがちなものを補われた方がいいかなと。
と、ここまではケラチンタンパクのことなのですがw
他にも大きく大事なのが、、
ビタミンとミネラルも大切です!
(わかりますw全部うまく接種は無理やろって正直僕も思いましたもんw
でもちゃんとビタミンとミネラルも解説させていただき、あと食事のとり方でも感じたことも書きますので
閉じないでくださいw(やめてー!!)
ミネラルとビタミンと髪の関係
ビタミンはほぼ全部といっていいくらい大事なのですが、こちらもまとめていくと
- ビタミンA レバーやうなぎなど。血行促進作用
- ビタミンB群 魚や納豆、卵など。育毛効果、抗酸化作用によるエイジング抑制
- ビタミンC 生野菜、果物。抗酸化作用。コラーゲンを作る為に必要
- ビタミンE 緑黄色野菜や果物。血行を改善し、頭皮へ栄養を行き渡らせる。抗酸化作用
特にビタミンB群とビタミンEあとCも大事ですね。
ミネラルはというと
- 亜鉛 肉類、卵黄、アーモンドなど。タンパク質を髪へ合成するのに必須。髪に栄養素を運ぶ役割。
- 鉄 あさり、ひじき、ほうれん草、レバーなど。髪に栄養素を運ぶ役割。
特に亜鉛の必須ぶりが大事ですよね。(これも大きなポイントですよ)
亜鉛は多く接種しても体によくないのですが、日本人だと20~70歳までの年齢で、推奨摂取量より0.5~1mg下回っているみたいです。ちなみに妊婦さんは+2mg、授乳中は+3mgが推奨だそうです。
わかりやすくだと普段0.5~1mgの亜鉛をサプリメントなどで補うとクリアできるので、意識は必要ですが意識すればハードルはそんなに高くないようにも思えます。
実はもう一つあるんです。。
凄く髪に大切で亜鉛と同じように、普通に食生活をとっていると不足しやすいミネラルが、、、
そうです。NINaのブログによく出てくるやつw
ケイ素(シリカ)です
では、ケイ素が何故関係するかというと、ケイ素は抗酸化作用が高く(半年間紙パックの牛乳が腐らずに飲めたのは実験済み)酸化してしまったドロドロの血液をアルカリ化することでサラサラの血液に変えることで血液循環が改善し、勢いよく流れていきます。毛細血管も強くしてくれるので栄養素も身体に行き渡り体内の方が重要度が高いため、後回しになってしまい行き渡りにくい毛根まで届きやすくなります。あと微量ではありますが髪を構成する上で必須です。その為、白髪や薄毛などに大きく関わると言われてます。
気になったらGoogleなどでケイ素(またはシリカ) 髪などで調べてみてください♪
あとコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を構成するので、頭皮の弾力や張りと頭皮の水分保持力に大きく関わりますよ。
「どうせ忘れるから、もっと簡単にいい情報を!!」という方に実際どうやって上手く取り入れれるかを考えてみました
ちょっと難易度の高いものから、取り入れやすいやり方まで考えてみました。
簡単なので使えると思ったら、写メって待ち受けにどうぞ!!w
まずは毎日取り入れやすいものとして、髪を構成するアミノ酸の多くが取りやすい大豆製品と凄く接種しにくいアスパラギン酸は海苔でとれるので、[納豆に海苔または冷奴に海苔をかける]などもいいかな?とあと果物少々と緑黄色野菜。接種が不足しがちな亜鉛はサプリが続けやすいかなと思います。ケイ素に関しては水をよく飲まれる方はファミリーマートで売っている「霧島」っていうミネラルウォーターは推奨摂取量に該当する1日の1/3がとれるのでおすすめです♪面倒な方や疲労などが蓄積されてる方はケイ素の濃縮液をお好きな飲み物やご飯を炊く際などにまぜていただいてもいいかなと。
最後にちょっと難易度が高い「食事で美髪」プランの方をご説明しますね!
最近ではオートファジー(毎日16時間断食)がよりエイジングに効果があると言われてるのですが、そちらを取り入れたバージョンです。
実は、職業柄というのもあり僕自身が約18年くらいはナチュラルにオートファジー生活をしてましたw
大体、晩御飯1食でしたね。。(ただしお酒の量とご飯の量が多く、成人男性の1日のカロリーは超えてましたw)
- 全然、太らなかった
- 白髪も髪の太さや量も年齢のわりにほぼなかった
- 風邪をひくと治りが悪く数日から数週間は治らなかったし、気管支炎や肺炎になることもしょっちゅう
なので自分としての感覚としては、いいことも悪いこともあるような、、、、
実際にほぼ朝か昼も食べるようになって変わったこととしては
- 風邪をひかなくなった(4年目に突入)
- 10kg太った(1日あたりの食事量はむしろ減ってる)
という感じです。年齢のせいもあるかもしれませんが、わりとわかりやすく変化ありました。
なので16時間という調節ができて、風邪の時などの治り具合に注意を図られてだと、うまく合わせていかれてもいいかもですね!
最後までお読みいただきありがとうございました!
お読みくださった皆様がより健康であり、綺麗な髪になりますように♪
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